大リーグ、ドジャースの
大谷翔平選手の
専属通訳を
務めていた
水原一平氏が
違法賭博に
関わっていたとされる
問題で、
アメリカの
メディアは、
水原氏と
関係があったとされる
賭け
屋の
男性は、
大谷選手の
名前が
送金元の
口座に
あることを
把握し、
ほかの
賭博の
参加者に
自慢していた
などとする
関係者の
話を
伝えました。
アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNは、28日に掲載した記事で、大谷選手の専属通訳を務めていた水原氏と関係があったとされるロサンゼルス郊外に住む賭け屋の男性について報じました。
この中では、アメリカで登録されていない違法賭博には2種類あり、
▽中米のコスタリカやパナマなどを拠点とする業者がウェブサイトを通じて顧客を受け付ける形式と、
▽賭博の参加人数に応じて賭け屋が金を支払ったうえで、特定のウェブサイト上で賭博を主催する形式があり、
複数の関係者の話として、水原氏と関係があったとされる賭け屋の男性は後者だったとしています。
また、通常は賭け屋と賭博の参加者を仲介する人物がいて、賭博に参加するためのユーザーネームやパスワードの提供や金のやりとりなども担うのが一般的で、賭博の参加者が賭け屋と直接連絡をとることはまれだとしています。
さらに関係者の話として、賭け屋の男性は、大谷選手の名前が送金元の口座にあることを把握していたものの、水原氏本人に経緯を聞くことはなかった一方、ほかの賭博の参加者には、大谷選手が顧客にいるかのように話し、自慢していたとしています。
この賭け屋の代理人を務める弁護士は、複数のメディアに対し、賭け屋と大谷選手との間に一切の面識はなかったと説明しています。